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June.24.Fri
【社長インタビュー(Vol.03)】THEワンマン経営からの脱却
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宇梶:いや、急拡大しようとしたときはうまくいかなかったですね。いきなり10店舗展開しようとして、社員が50人しかいなかったのに、新しく50人採用したときは、売上が薄まってしまって…。
宇梶:新店舗で売上を立てるための「仕組化」ができていなかったことだね。そのノウハウが自分の頭の中にしかなくて、仕組みとして落とし切れていませんでした。例えば自分が新店舗を出すときは、当時は高齢者の方々が対象だったから、最初は飲みにいって紹介・紹介で繋いでいたんだよね。そうしないと、いきなり知らない店舗ができたような感じになって、誰も来てくれないから。他にも、社員教育は専門スキルより基礎スキル(人間的な成長)が大事ということも、自分の頭の中にしかなかったですね。それを各店舗に落とし切れていなかったから、患者様がせっかく来店してくれても、社員レベルが低くてリピートもしないという状況になってしまって。
宇梶:マネージャーは反対していましたね。というのも、通ってくださっている患者様って、なるべく自分に良くしてほしいから「先生がいるからここに来ている」とか言うよね?でも仮に1人の先生が別の院に異動になったとして、その先生が担当していた患者様が来なくなるかというと、結局そのまま同じ院に通ってくださるんだけど、その「患者様の営業トーク」の塩梅が当時のマネージャーたちはわからなかったらしくて。「先生に患者様がついている」んだから、多店舗展開をするとその分異動も患者様の離脱も多くなる、それは反対ということだった。
宇梶:自分が直接社員と人間関係をつくってマネジメントできる限界は、この規模までだと気づいたんですよね。それで、マネージャーが自分と同じことができるようになることが、組織を大きくしていくうえで不可欠だと考えて、出店を年2〜3店舗くらいのペースに落として、そのかわりに「仕組化」に注力しました。
宇梶:石井先生を中心に、マネージャーを育てる仕組み・組織を作りました。あとは、人に依存するような仕事にしないということ。他には、当時は全店サービスメニューが違っていたので、店舗によって課題が違っていたんですね。そのままだとフランチャイズとして拡大していくのが難しいため、社内のブランディングから始めたんです。それが「ZERO整体」という商品で、これを組織としてブラッシュアップしていくことにしました。
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