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June.24.Fri
【社長インタビュー(Vol.04)】やりたいことが叶う環境へ
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Vol.01はこちら>社長インタビュー 中学生で社長になると決めていた(Vol.01)
Vol.02はこちら>社長インタビュー 起業して2年目、親の借金を背負う(Vol.02)
Vol.03はこちら>社長インタビュー THEワンマン経営からの脱却(Vol.03)
宇梶:基本的には、スポーツから医療の範囲内での展開を考えています。医療やサプリメントの領域に広がることもあるかもしれませんが。
あと、これは僕自身のライフプランになっちゃうんだけど、これまで「運動」というものに助けられて、「野球」に支えられて今の自分が作られてきたんですよね。
恵まれた教育環境、自由な環境、スポーツを楽しめる環境、水も飲める環境に僕らは生まれたわけじゃないですか。
水が飲めて、スポーツができる環境に生まれる確率って、実は世界中でほんの数%しかないんですよね。なので、例えば貧困地に野球場を作ったりしたい。そのために今インドネシアでいろいろやっているんですけどね。
宇梶:インドネシアで日本のバットを買うと高いんだけど、向こうにもバットに向いている木はあるんですよ。
現地の木だったらタダみたいな値段で伐採できるので、それでバットを作ってもらって、貧困層に届けてもらったり。うちのビジネスが良くなることによって、今できていないところにスポーツができる環境ができたり、さらにはプロになるための環境を作っていくことは、僕のライフプランであり、さらにそれがこの会社のビジネスにも繋がっていけば一番嬉しいなと考えています。
宇梶:自由に生きてほしいです。これは創業のときから言っていることです。
仕事はあくまで道具だから、仕事で何かを完結させようとしても無理があるわけで。
プライベートが充実しないと仕事も楽しくないし、仕事が楽しくないとプライベートなんてどうにもならないし。
仕事は楽しむべきだけど、どういう風に成長してほしいかといったら、やっぱり自分の人生を楽しみながら成長してほしいと思います。だから、社員とは仕事の話だけをしたことはないんですよね。仕事で成功したからといって必ずしも幸せにはならないので。
宇梶:そうです。仕事と関係ない話の中で、自分のやりたいことが見つかることもある。そして、そのやりたいことを達成できる場所が会社にある。
宇梶:そうですね。田舎から出てきて、こっち(東京)で働いて、また地元に戻って地元で店舗をマネジメントしているメンバーは何人もいる。そういう会社は他にはないんじゃないかな。例えば福岡から出てきて、福岡に帰りたい、でも、会社辞めたくない。なら「福岡に会社作っちゃおうか」と。東京でチャレンジもできるし、地元で成功もできる。それっていいよね。
宇梶:そうですね。要は「グローバル人財」へと成長していってほしいんです。
国際的というか、自分の限界をどこまでも伸ばせる人になってほしいです。それはもう常々言っています。
社員たちを芸能人に会わせるのも、勝負するのは整骨院業界の中じゃないよ、こっち(広い世の中)だよと伝えたいから。
同じ業界ではない人たちから自分たちの仕事を素晴らしいと思ってもらうことが大事であって、そのためには、整骨院業界の中だけにいたってしょうがないよ、と。
やっぱり、大きい知識、大きい社会情勢、大きい経験をした人間じゃないと、世の中にとって大事な存在になることはできないから、いろいろな経験をしてほしい。社員には「海外に連れて行くから」と言って、入社3年経つ頃には5~10ヵ国には連れて行ってるんじゃないですかね。
根底には「いろいろな経験をすることで、よりでっかい価値観をもつ人間を作りたい」という創業のときの想いがあります。
けど、今はそこを出しすぎてしまうと、会社のガバナンスが崩れてしまうでしょ。
「やりたいことをやれば成長できるんだ」と単純解釈させてしまうとガバナンスが崩れる。ただ、本当の根っこの部分では「どんどん経験すれば良い」と思っています。
人として、世界に通用する人間になってほしい。そういう考えを持っていないと、会社は成功しないです。絶対に。
宇梶:先ほど話したように、人にチャンスを与えられるようなスポーツ環境・教育環境を作りたいと思っています。
最近は、養護施設を買おうかなと考えたりもしています。
養護施設を買って、貧困層や1人親の方たちに環境を提供したいなと。何にせよ、「教育」が一番有効な投資ですからね。経営者にとってこの考えは共通ではないでしょうか。
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